上海–(BUSINESS WIRE)–（ビジネスワイヤ） — サービスとしてのシリコンプラットフォーム（SiPaaS®）を手掛ける企業のベリシリコンは本日、スマートフォンや車載機器、仮想ミーティングなど多様なアプリケーション向けの高品質ディスプレープロセッサーIPとなるVivante* DC9000を発表しました。Vivante DC9000というディスプレー技術は、見た目の良さを求めて高まり続けるニーズに応えるためのもので、品質・最適化・精度に優れたディスプレープロセッシング機能を低消費電力で提供します。
ベリシリコンの新しいVivanteディスプレープロセッサーファミリーには、DC8000 とDC9000があり、これらは回転、データ構成転換、HDRビデオプロセッシング、高画質ビデオスケーリングなどのディスプレープロセッシング機能を提供するほか、HDRレイヤーとグラフィックスレイヤーの合成もでき、優れた見栄えとシリコン消費電力の大幅削減を実現します。
DC9000はベリシリコンの最新ディスプレープロセッサーV9のアーキテクチャーを採用し、ローカルトーンマッピング、エッジ強調、３Dカラールックアップテーブル、カラーエンジンの機能を備えています。この製品には、メモリーアクセスアルゴリズムの最適化で消費電力、帯域幅、シリコン面積を最小化する重要な革新成果が盛り込まれており、高品質のディスプレーを実現します。
最新のVivante DC9000には、下記の重要な新機能が含まれています。
- 8K解像度のディスプレー： 8K（60FPS）またはマルチ4K（120FPS）
- HDR高品質ディスプレープロセッシングユニット：HDR10、HDR10+、HLGなど、一般的なHDRフォーマットすべてに対応
- コンテンツ保護のためのセキュリティー機能
- 見た目の良さを求めて高まり続けるニーズに応える：主観的・客観的な画質
- オーバーレイと合成の機能を拡大：最大16段階のオーバーレイで多様な使用シナリオをサポート
ベリシリコンの知的財産部門エグゼクティブバイスプレジデント兼ゼネラルマネジャーを務めるウェイジン・ダイは、次のように語っています。「モバイルユーザーは高品質・高解像度のディスプレーを求めています。当社の革新的技術は、携帯電話に適用可能な低消費電力で8K HDRディスプレーを実現します。DC9000は、リシリコンのVivanteグラス・ツー・グラス・インテリジェント・ピクセル・プロセッシング・ポートフォリオの鍵となるIPです。」
*VivanteはベリシリコンIP製品ラインのブランドです。
ベリシリコンについて
ベリシリコン・マイクロエレクトロニクス（上海）（ベリシリコン、688521.SH）は、当社の社内半導体IPを活用しながら、プラットフォームベースの総合的なワンストップカスタムシリコンサービスや半導体IPライセンシングサービスを顧客に提供することに傾倒しています。当社独自の「サービスとしてのシリコンプラットフォーム（SiPaaS）」ビジネスモデルの下、包括的IPポートフォリオに依拠しながら、ベリシリコンは概念規定から試験やパッケージに至るまで短期間でシリコン製品を生み出すことができ、高性能でコスト効果の高い半導体代替製品をIDM、ファブレス企業、システムベンダー（OEM/ODM）、インターネット大手などに提供しています。ベリシリコンの事業領域は、消費者向け電子製品、車載電子機器、コンピューターおよび周辺機器、産業用機器、データ処理、モノのインターネット、その他のアプリケーションに及んでいます。ベリシリコンは多種多様なカスタマイズシリコンソリューションを提供しており、高精細ビデオ、高精細オーディオ／ボイス、車載インフォテインメント、ビデオ監視、IoT接続、データセンターなどを手掛けています。またベリシリコンは5種類の社内プロセッサーIP、すなわちGPU IP、NPU IP、VPU、DSP IP、ISP IPに加え、1400件以上のアナログ／ミックスドシグナルIPとRF IPを持っています。2001年に設立され中国上海に本社を置くベリシリコンは、中国と米国に6カ所のデザインセンターおよび研究開発センターを持ち、世界10カ所に販売・カスタマーサービス拠点を置いています。ベリシリコンは現在、1000人以上の従業員を擁しています。詳細情報についてはwww.verisilicon.comをご覧ください。
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