サンフランシスコ–(BUSINESS WIRE)–(ビジネスワイヤ) — ディープラーニングGPUクラウド・サービスとコンピューティング・ハードウエア大手のラムダは本日、当社が2450万ドルの資金を調達したと発表しました。主な投資家には、1517、グラディエント・ベンチャーズ、ブルームバーグ・ベータ、レイザー、Georges Harikが含まれます。今回の資金調達ラウンドは、1500万ドルのシリーズA株式ラウンドと、シリコンバレー銀行が提供する950万ドルの融資枠によって構成されています。
当社はこの資金を活用し、当社クラウドおよびソフトウエア技術チームの拡充、当社クラウド・ビジネス関連の固定資産への支払い、当社ディープラーニング・ハードウエア・ビジネスの運転資金に充当します。
ラムダの共同設立者で最高経営責任者(CEO)のスティーブン・バラバンは、次のように語っています。「フォーチュン500社やスタートアップ企業、大学は、ディープラーニング・モデルのトレーニングに必要な計算リソースの管理に大掛かりなチームの編成を余儀なくされています。当社は1人の研究者が何ペタフロップスものGPU演算を管理できる世界を構築したいと思っています。つまり、データセンター規模のコンピューターでのモデルのトレーニングが皆さまのノートPCでモデルを訓練する場合と同じくらい容易な世界です。」
ラムダのクラウド担当ヘッドのRemy Guercioは、次のように語っています。「当社はディープラーニングのための最も使いやすく、最もコスト効率の高いGPUクラウドを構築しつつあります。グーグルで『GPUクラウド』を検索すると既にラムダのGPUクラウドが3位にランクされており、当社よりも上位がNVIDIAとグーグル自体のみであることは、偶然ではありません。」
今回のシリーズAラウンドには、1517、グラディエント・ベンチャーズ、ブルームバーグ・ベータ、レイザー、Georges Harikが参加しています。融資枠はシリコンバレー銀行が提供します。レイザーを除き、資金調達の主な参加者は、すべて従来のラムダへの投資家です。ラムダの取締役会には、グラディエント・ベンチャーズのパートナーのRobert Youngjohns氏とZach Bratun-Glennon氏が所属しています。Robert Youngjohns氏は以前、HPEでEVPおよびHPソフトウエア事業のGMを務め、その前はマイクロソフト北米のプレジデントを務めました。カリダス・クラウド、サン・マイクロシステムズ、IBMでも上級経営職に就いていました。
多国籍ゲーミング・ハードウエア設計企業のレイザーは、戦略的投資家として今回のラウンドに参加しています。バラバンは次のように語っています。「一見すると、これは奇妙な組み合わせに見えるかもしれません。世界的に有名なゲーミング・ハードウエアの企業とディープラーニングのインフラとに、一体どのような関係があるのでしょう。つまるところ、戦略的ビジョンが共通ということです。レイザーのモットーである『ゲーマーのために。ゲーマーにより。』は、ラムダが最重視するML技術者のためのML技術者によるディープラーニング・システム構築と、完璧に一致します。」
ラムダへの現在の投資家および投資顧問には、1517ファンド、グラディエント・ベンチャーズ、ブルームバーグ・ベータ、レイザー、スコット・マクネリー、オースチン・ラッセル、Georges Harik、ジェームズ・ホン、ジェームズ・チャム、ジュン・ホン・ヘン、ニコラス・ピント、ゲイリー・ブラツキ、ケン・パチェット、ランディ・チン、ケラー・リナウドなどが含まれます。
ラムダについて
AIおよびML技術者により設立されて運営されているラムダは、GPUクラウド・サービス、サーバー、GPUクラスター、GPUワークステーション、GPUノートPCなど、ディープラーニング・コンピューティングのインフラをアップル、インテル、マイクロソフト、アマゾン・リサーチ、テンセント、カイザー・パーマネンテ、MIT、スタンフォード、ハーバード、カリフォルニア工科大学、国防総省といった顧客に提供しています。詳細については、www.lambdalabs.comをご覧ください。
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